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洲本市民工房 夏のワークショップレポート 第2弾

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マイ絵の具を作ろう! 講師:杉本昌之さん(アシスタント:村上直樹)
日時:8月23日(火)13:30~16:00
定員:20名(小学高学年~大人)
持ち物:パレット、絵筆
参加費:500円(材料費)

洲本市が運営管理する洲本市民工房にて『マイ絵の具を作ろう!』というアクリル絵の具の手作り体験をするワークショップが開催された。
講師の杉本昌之(すぎもとまさゆき)先生は淡路島出身で、現在は京都市立美術大学の3回生。3年前から毎年夏に洲本市民工房でワークショップを開催し今年で3回目になる。過去2回は別のワークショップを開催していた。今回マイ絵の具を作るワークショップを開催したきっかけを尋ねると、「食材や身近なもので簡単に作れて面白い。絵の具は買うと高価なものなので、自分で作れば買わなくてすみますよね」と美大生らしいコメント。

手作りのアクリル絵の具は「顔料(がんりょう)※1」と呼ばれる色の原料(色の粉)と、「展色材(てんしょくざい)※2」という粘り気のある液状のもの(のり、接着剤など)を約1対1の割合で混ぜ合わせるだけ。今回は木工用ボンドを使用した。


マイ絵の具を作ろう!ws1
パレットにボンドを入れる。さて、どんな色を作ろうか……。


参加者は8名(小学低学年~高学年のお子さん:女子4名、保護者の方:1名、高校生:女子2名、男子1名)。絵を描くことが好きな小学生や美術部の高校生たち。今回のワークショップでは1人5色作り、気に入ったものを1色チューブに入れて持ち帰ることができる。

参加者の皆さんは色に対する感性がとても豊かで、市販の色にはない独創的な色を作り出していた。色味は顔料や塗料の配合具合で微妙に変わるため「緑色を作りたいのに、抹茶色になる」と苦戦していたり、「思っていた色とちがうけど、この色も好き」と笑顔で話したりする姿も見られた。


マイ絵の具を作ろう!ws2
杉本先生と同じ大学に通うアシスタントの村上直樹さん。
黄緑色を作りたいと相談されアドバイス中。


 杉本先生は作業の中盤、お楽しみとして「アルミ箔」「園芸用の土」「唐辛子」を用意していた。「えっ?!それで色を作るの?」と驚く参加者たち。 アルミ箔は細かく削って銀色に。土は砕いてクリーム色。唐辛子は細かく刻んで加えると赤みが多少加わるという。みな積極的にマイ絵の具に取り入れ楽しんでいた。

このワークショップには参加者全員でひとつの作品を作るという共同作業も用意されていた。大きな白い紙の上に、全員でマイ絵の具を試し描きしていく。描くのはすべて「☆」。参加者同士がお互いの色について話し合うことの出来る、楽しい交流の場面になっていた。


マイ絵の具を作ろう!ws3
お互いの☆や色について談笑中。さて、どんな作品になるのか。


最後にチューブへ詰めた色に名前を付ける。「情熱の真ピンク色」、「サーフィンブルー」、「魚肉ソーセージ」など、個性的な名前ばかり。世界に一つだけの自分色の絵の具を作り、その場で出会った友達と一緒にひとつ作品づくりを体験する。印象深い夏の思い出にしてもらえるような工夫が盛りだくさんの楽しいワークショップだった。淡路島出身でまだ若い杉本昌之先生の次回ワークショップや今後の活躍に、多いに期待したいと思う。


マイ絵の具を作ろう!ws4
左:講師の杉本昌之先生。参加者のマイ絵の具を一緒に詰めている様子


★この作品は洲本市民工房3Fギャラリー「ココカラココヘ展2011」(※3)で展示された。8月19日(金)〜8月28日(日)、10:00〜18:00(最終日は16:00まで)開催。


【注釈】
※1顔料(がんりょう):水や油に溶けない白または有色の不透明な粉末。印刷インキ・塗料・化粧品・プラスチックの着色剤など広く用いられる。(出典:goo辞書)

※2展色材(てんしょくざい):絵の具・塗料などで、顔料を均等に分散・付着させる媒体となる液状成分。(出典:goo辞書)

※3ココカラココヘ展2011:淡路島の若い作家たちを応援しようと洲本市によって企画された展示会。毎年洲本市民工房3Fギャラリーで開催され、今年で10年目になる。作品(絵画・映像・写真)はすべて淡路島出身または淡路島在住の学生、若手作家によるもの。

NPO法人 淡路島アートセンター


2011年8月30日 20:08 | コメント(0) | トラックバック(0)

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