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4月15日(金) くもり/小雨
セイタカアワダチソウは、関東から以西~九州までが主な繁殖地域で、北海道にはあまり生えていません。だからという訳ではありませんが、私はこの日まで、この植物を知りませんでした。枯れるとススキみたいになりますが、春から夏にかけて一気に背が伸び、10月から12月にかけて黄色い花を咲かせ、種子をたくさん生産する雑草です。群生して高さが2mにも伸びるので、キリン草とも呼ばれています。北アメリカ原産の外来種で、明治時代末期に切り花用の観用植物として輸入されたようです。湿地を好みますが、乾燥するところでも、日があまり当たらないところでも、基本どこでも生息します。成長が早く繁殖性が強いうえに、セイタカアワダチソウは根から周囲の植物の成長を抑制する物質を出すそうです。そのため、害草として認識されています。なぜ、セイタカアワダチソウのことを書いているのか…それは、休耕田にも多く繁殖するからです。そうですね、私が今度お借りする休耕田にも、このセイタカアワダチソウが大繁殖しています。畑の中で、作物と共存できる雑草と、できない雑草があるそうですが、残念ながらこの植物は共存できないほうです。刈取っても、すぐに地下部で個体を再生してくるため、何度も何度も刈取りをしなければなりません。私は除草剤を使わないので、根気のいる作業になりそうです。ヒマワリの成長を見守りながら、セイタカアワダチソウの繁殖に目を配り、「あっ、また生えてきたな!」と独り言を言いながら草引きをする自分の姿が目に浮かびます。
6月からヒマワリの種を播く予定です。それまでに、畑を耕さなければなりません。その前には害草の駆除です。頭では分かっていますが、具体的にどうやって畑を作っていけばいいのか、土の状態はどうなのか、素人の私には全くわかりません。そしてこの休耕田には、多種多様な雑草が生い茂っております。さて、どうする?
この日、畑作りに際してアドバイスを頂いたのは、倭文土井(しとおりどい)農園の橘真(たちばなまこと)さんです。橘さんは自然農法で野菜を作り、文化人類学の考え方を農業に活かしていらっしゃる、哲学者のような方です。ソムリエの経験を活かし、香りや味にこだわった野菜を作られている橘さんは、味の良さを理解してくれるレストランにピンポイントで卸す、という農業をされています。
「まずは、このセイタカアワダチソウを抜いて燃やして、その他の雑草は、草刈り機で一気に刈り、そのまま土にフワッとかけておきましょう。」と橘さん。枯れたセイタカアワダチソウは、そんなに力を入れなくてもスポッと簡単に引けます。畑を貸して下さる農家の方も「おもしろいくらい簡単に抜けるわ。ストレス発散になる。」と楽しそうでした。数が多いので、近いうちに、アートセンターのメンバーでセイタカアワダチソウの草引き作業を行います。
「いい土ですね。これだけたくさんの種類の草が生えているということは、いい土ですよ。」と土を踏みしめる橘さん。心強いお言葉をいただき、それまで難しいと思っていた畑づくりの道が、一気に開けたような気がしました。
橘さん、ありがとうございました。
いろんな方の知恵やご厚意に感謝しながら…淡路島で農業をする、ということを少しずつ知っていくのだな、と沁み沁み思う今日この頃です。
※その後、この草引き作業をイベント化することになりました。詳しくは、淡路島アートセンターHPのトップページに情報があります。一般の参加者も募集しておりますので、興味のある方は是非ご連絡ください!
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